表参道や渋谷、六本木など東京各地で開催されるアートとデザインの祭典、DESIGNART TOKYO 2024。今年のテーマ「Reframing」。国内外のアーティストやデザイナーが参加し、都市の様々な場所で創造的な対話が生み出され、アートやデザインの新しい視点を提案し、都市空間を舞台に革新的な作品が展示されます。
今回はワールド北青山で行われているオフィシャルエキシビジョン「Reframing展」にお邪魔しました!
デザインとアートの祭典
DESIGNART TOKYOは、「INTO THE EMOTIONS ~感動の入口~」をコンセプトに、2017年にスタートしたデザイン&アートフェスティバルです。世界屈指のミックスカルチャー都市である東京を舞台に、世界中からインテリア、アート、ファッション、テクノロジー、フードなど、多彩なジャンルをリードする才能が集結し、都内各所で多彩な展示を開催します。
インテリア、建築、ファッション、プロダクトデザインなど、日常生活を豊かにするアイテムから、大規模なインスタレーションまで幅広い展示が見どころです。参加アーティストやデザイナーが「Reframing」というテーマに基づき、既成概念を覆すような新しい視点を提案した作品が楽しめます。
キュレーター 青木竜太さんにインタビュー
ーー開幕しましたが、どのようなお気持ちですか
「デザインとアートのイベントは、今までそこまでテクノロジーについて言及していなかったと思うのですが、今回東京内で100箇所以上ある展示の中で、メインの会場でテクノロジーを使った表現が取り上げられて、非常に嬉しい気持ちです」
ーー今回のキュレーションのポイントは?
「Reframingがテーマになっているので、なぜReframingが必要なのか、なぜ今必要なのかということを提示できたらいいなと思っています。担当した4つの作品を通して、Reframingを表現できたら。それぞれが1つの物語の中でナビゲーター的に存在してくれればいいなと思っています」
ーー青木さんにとって、今回のデザイナートはどのような場ですか?
「有志の人たちが発起人となって立ち上げてから7年間活動しています。徐々に大きくなってきており、日本や世界を代表するデザインとアートのイベントになっています。ここに出られるってだけでも光栄ですし、新しくテクノロジーにフォーカスしていくフェーズで1番最初にキュレーターとして参加できたことも光栄に思います」
ーー表参道エリアならではの特徴はありますか?
「メイン会場は少し毛色が違うのですが、他の会場は店舗で運営しているところもあり、アーティストやデザイナーと洗練された表参道の店舗とマッチしているところはかっこいいなと思います」
青木竜太さん プロフィール
芸術監督・社会彫刻家ヴォロシティ株式会社 代表取締役社長、METACITY共同設立者 兼 芸術監督、ArtHackDay.jp 設立者 兼 芸術監督、The TEA-ROOM 共同設立者 兼 芸術監督、株式会社 無茶苦茶 共同創業者、株式会社オルタナティヴ・マシン 共同創業者、ALIFE Lab. 共同設立者。ザルツブルグ・グローバルセミナーフェロー。MOTION GALLERYフェロー。社会福祉法人「となかいま研究会」の評議員。
10月27日まで開催
今回筆者はメイン会場である表参道・ワールド北青山を訪れましたが、東京各所約100箇所でDESIGNART TOKYO 2024の展示を観ることができます。芸術の秋、感性を磨きにぜひ足をお運びください。
▪️DESIGNART TOKYO
日程:2024年10月18日(金)~10月27日(日)
時間:2024年10月18日(金) 12:00 -18 :00(予定)
2024年10月19日(土)~10月27日(日) 10:00 -18 :00(予定)
会場:東京都内各所(表参道・外苑前・原宿・渋谷・六本木・広尾・銀座・東京)
インフォメーションセンター/ワールド北青山ビル(東京都港区北青山3-5-10)など
主催:DESIGNART TOKYO 実行委員会
お問い合わせ:DESIGNART TOKYO 実行委員会 info@designart.jp
公式サイト:https://designart.jp/designarttokyo2024/