原宿で初開催!ミニだけど熱気は本物 !「デザインフェスタmini」開催レポート

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アートとオリジナル作品の祭典「デザインフェスタ(通称:デザフェス)」が、このたび初めて“mini”バージョンとして開催されました!会場となったのは、原宿(神宮前3丁目)にある「デザインフェスタギャラリー」。ふだんは東京ビッグサイトで年2回開催され、約12万人が来場、6,500ブースが出展する一大イベントが、今回は原宿のギャラリーにスケールダウンして登場です。

本来ならば毎年5月と11月に行われるデザフェスですが、今年5月の開催が難しくなったことから、7月の本開催を前に、今回“mini”という形で特別開催されました。

出展は完全抽選制。600以上の応募から170組が選ばれるという、狭き門ながら、条件はただ一つ「オリジナル作品であること」。性別も年齢も国籍も関係なし。誰にでもチャンスがある、それがデザフェスです。

スケールダウンでも、濃さはそのまま以上!

“mini”とはいえ、その内容はまるで濃縮されたデザフェス本体のよう。ギュッと凝縮された空間には、表現したいエネルギーと個性がぎっしり詰まっていて、密度の高さに圧倒されます。

会場はWest館とEast館の2つに分かれており、ジャンルごとにエリアが区切られているため、回遊しやすく、興味のある作品にスムーズに出会えるのも魅力です。

注目は“ライブペイント”

今回の目玉のひとつが「ライブペイント」。なんと、アーティストがその場で壁に直接絵を描いていくという迫力満点のパフォーマンスです。ギャラリーの壁は定期的に塗り替えられており、訪れるたびに新たな表情に出会えるのも魅力。

会場内には、絵画、写真、イラスト、ライブペイントに加え、フィギュア、ファッション雑貨、アクセサリーなど、さまざまなジャンルの作品がずらり。どこを見ても個性のかたまりで、ただ歩いているだけで心が躍ります!

アートをもっと身近に、気軽に

「お気に入りの作家さんを目当てに来る人はもちろん、アートが好きな人、ギャラリー巡りが趣味な人、そして“何か刺激が欲しい!”という方にも、ぜひ来ていただきたいです」

「美術館のような堅苦しさはなく、もっと気軽にアートに触れられる場所として、多くの人に親しまれたら嬉しいですね」

そう語ってくれたのは、今回の会場であるデザインフェスタギャラリーを案内してくださった運営の廣松さんと山野目さん。普段からこのギャラリーでは、個人やグループによるさまざまな展示が行われており、お二人はその運営に携わっています。

髪色やファッションもとてもチャーミングで、原宿らしい自由でフレッシュな雰囲気を体現しているお二人。そんな運営陣が盛り上げるギャラリーが、今回は“ミニデザフェス”として、いつも以上に熱気と創造力に包まれた空間となっていました。

会場には、推しのアーティストを目当てに訪れたファンはもちろん、ふらりと立ち寄った人や、海外からの観光客まで多彩な来場者が集まり、大変な賑わいを見せていました。

新しいアートとの出会いは、まさに刺激的で、原宿の街にぴったりのカルチャー体験。ドキドキとワクワクがぎゅっと詰まった、そんな濃密なミニデザフェスでした。

◾️デザインフェスタギャラリー
渋谷区神宮前3-20-18
公式HP https://designfestagallery.com/

◾️デザインフェスタvol.61
日程:2025年7月5日(土)・6日(日)
時間:両日10:00~18:00
会場:東京ビッグサイト西&南館
出展数:約6,500ブース(各日)
公式HP:https://designfesta.com/

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