現在、SNSを通して若者を中心に人気を集めるカップル「のっく」の、ののちさん。連日大行例の原宿にあるベビタピトーキョー(以下ベビタピ)でもカウンタースタッフとして働いており、活動の幅を広げています。
そんなののちさんの幼少期から今後の目標、そして話題となった動画の裏側まで、様々なお話を伺いました!
バレエ中心の学生生活
ーーどんな学生時代を過ごされましたか?
茨城県出身で、高校生まで茨城で育ちました。3歳から高校2年生までクラシックバレエをやっていて学校では部活にも入らず、友達も少なかったので1人で過ごすことが多かったです。学校が終わったらすぐバレエのレッスンに行く生活を繰り返していたので、あまり放課後遊んだりすることがなかったですね。小学5.6年生の頃はオーストラリアとアメリカにバレエ留学にも行っていました。
ーー今の大学に進学を決めた理由はなんですか?
高校生くらいの頃からTikTokが流行り出して、テレビやYouTube切り抜き動画をよく目にするようになった時に、編集の仕事に興味を持って、テレビ編集系の学部がある大学に進学しました。今は4年生です。
一目惚れから始まった恋
ーー彼氏のりくさんと出会ったのが大学というのをSNSで見たことがあるのですが、どのようにしてお付き合いすることになったのですか?
りくと出会ったのが大学1年生の夏です。私が友達と大学の食堂でご飯を食べていた時に、8人くらいの男子集団が入ってきて、その中の1人がりくで、一目惚れをしました。その頃はもちろん名前なんて知らないのに、何故か「りくって名前っぽいな」って思ったんです。一緒にいた友達にはその時もちろん、違うでしょ〜みたいな感じで否定されたんですけど、Instagramで2週間アカウントを探したら本当に名前がりくでした。そのアカウントにDMをしたのが仲良くなったきっかけですね。そこから電話をしたり、デートを重ねて付き合うことになりました。
ーーお2人のプライベートが知りたいです。
2人とも内向的な性格なので、休みの日は基本家にいます。元々学部は違ったんですけど、一緒の授業を取りたいってなった時に、私の学部学科の授業をりくが取ると単位が足りなかったのでりくが転部してきました(笑)なので、大学でもお仕事でも家でもずっと一緒にいます。
ーーカップルでTikTokに動画を投稿するきっかけはなんだったんですか?
3ヶ月記念日付近に行ったクリスマスユニバで、フォトスポットで後ろに並んでいた方に動画を撮っていただいたんですよ。でもその時すごく混んでいて、撮ったらすぐはけるみたいな感じだったのでお礼を言うことができず、撮っていただいた方にTikTokの動画を通して感謝が伝わればいいな、届くといいなという軽い気持ちで投稿しました。そうしたらそれが1000万回再生され、その日にフォロワーが5万人くらいになったので、りくと続けてみる〜?みたいな感じになり、次の日も大阪で温泉に行く道中の会話を投稿したらそれも1000万再生されたのでやる〜?って言って始めました(笑)
名が広まるきっかけとなった「4000円」
ーー今までで1番印象深い動画はなんですか?
そこからUFOキャッチャーで4000円使っても取れなくて私が泣いている動画が、犬系彼女と言われ、すごくバズったので一番印象に残ってますね。元々りくが他の男性と比べると特に甘える方でそれが面白いかなと思って動画を載せていたので、私の顔出しはその動画が初ってくらいだったんですよね。あの動画は甘えたってよりかはガチ悔し泣きです(笑)友達カップルと4人でラウンドワンに行っていて、ボーリングで負けた方がクレーンゲームで何か取れるまで帰れないという罰ゲームをしようと言うことになり、私たちが負けたので一緒に行った子が好きな、すみっコぐらしの人形を取ることになりました。私、クレーンゲーム得意だし簡単に取れるでしょ!お友達のために絶対取ってあげたい!と思って始めたんですけど、結局閉店のベルがなっても取れなくて、4000円も使っちゃったし、後日に持ち越しになって、合計いくら使うことになるんだろうと思ったら悔しくてたまらなかったです。
後ろみたらプレゼントじゃないものをりくが取れててそれにもムカつきました(笑)動画で私が持ってるのは、りくが取ったやつです。
ーー話題になっていた時の心境を教えてください。
私たち、Xをやっていないのと、当時風邪で寝込んでたと言うのもあって、ここまで話題になっているとは知らず、霜降り明星の粗品さんのYouTubeに出演させていただいた時に粗品さんから色々教えていただき、今の状況を把握しました。TikTokのコメントはあげた直後や返信する時はみたりするんですけど、その後はほとんど見ないので、世間の声があまり入ってきていないんです。なので、粗品さんから聞いた情報のみです(笑)出演のオファーをDMで頂いて、最初はこれ本物!?偽垢かな?とかりくと話してたんですけど、アカウントに飛んだら本物だったので本当にびっくりしました。
ーー現在、ののちさんお1人のアカウントでメイク動画などを投稿をされていますが、始めたきっかけが知りたいです。
やっぱりそのバズった動画で容姿で叩かれた部分が大きかったので、垢抜けないとなと思い始めました。今まで現状の自分に満足しちゃうタイプで、そういう子は他にもいるんじゃないかなと思って、努力すればもっと可愛くなれるんだぞ!と言うのを発信しています。美容垢ってよりかはファンの方々に、ののちも頑張ってるから一緒に頑張ろう!と思ってもらえる動画をイメージしています。
女性ファンの存在
ーーお2人の、他のカップルさんとは一味違う強みを教えてください。
カップル垢ののっくも私の個人垢も、視聴者さんの9割が女性なんです。年代は中高生から、私たちより年上の方まで、幅広い層の方に見ていただいています。カップル垢って男性の視聴者さんが多い方々がほとんどなんですけど、私たちが女性9割なのは本当に珍しいです。女性に受けているのは本当に嬉しいです。
ーー年齢はどの層が多いですか?
原宿にあるベビタピで働いているんですけど、そこに私に会いに来てくれるファンの方は20代の女性の方が多いです。元々ベビタピは店長のしなこちゃんの影響で小学生のお客様が多いんですけど、しなこちゃんに「ののちのおかげで年齢層がグッとあがった」と言っていただいて、本当に誇らしかったです。カップルで会いに来てくださってる方もいます。
ずっと大好きな街、原宿
ーー原宿を好きになったきっかけを教えてください。
まずぺこちゃん(peco)が大好きで、雑誌でpecoちゃんとか、pecoちゃんの外国の女子学生のイメージしたポップなファッションに影響を受けているペコガールをよく見ていて、私もそんな風になりたい!と思っていました。そこから茨城県から片道2時間以上かけて毎週土日は原宿に通っていました。Peco clubが1番好きな場所でしたね。当時pecoちゃんはカップル垢をしていたので、その頃からカップル垢にも憧れがあったなと、今考えると思いますね(笑)
ーーベビタピで働くことになった時、どのような心境でしたか?
元々知っていたし、私なんかがいいんですか!?って思いました。ですが、どんなお店なのかは詳しく知らなかったので、実際に働き始めて、びっくりすることの連続でした。例えば、私たちみたいな店員のブロマイドが販売されていたりとかサインが書けたりとかして、今までオフ会とかもやったことなかったので直接お会いできることさえも驚きでした。本当に毎回毎回やりがいがあって楽しいんです。バイトを大学1年生以来やっていなかったので、1日立ちっぱなしはヤバい!って思ってたんですけど、来てくださる皆さんが本当に笑顔で、楽しんでくださっていると言うのが伝わるので一瞬で終わります。家に帰ってからも、楽しかった!しか感じないです。
ーーベビタピではどのような仕事を行っているのですか?
ドリンクやフードの提供を行うスタッフです。ドリンクは「ベビタッピ!」という掛け声でストローをさします。あとはブロマイドやサイン色紙など、2階にあるグッズコーナーでご購入いただいたものにはサインが書けるのでサインをしたり、お写真も必ず撮れるので、お客様のスマホで一緒に撮影したりします。
YouTuberとして、有名に!
ーー今後の目標を教えてください。
TGCのランウェイをカップルで歩くことと、YouTubeチャンネルの登録者数100万人突破することです。あとは、りくと私の2人を好きになってもらうことです。今はベビタピで私には会える機会があるけど、りくの良さも知って欲しいので、YouTubeの登録者が100万人いったら2人でオフ会とかやりたいですね。
■ 編集後記
今回の取材を通して、ののちさんの魅力をたくさん知ることができ、たくさんの方に愛される理由を再確認しました。
お話も本当に面白く、とても楽しい時間でした!
■ ののち
大学3年生の夏に犬系彼女でバズってからSNSを頑張っています!大学4年生になってからは垢抜けに関しての個人TikTokアカウントを開設し、個人の活動も頑張り始めました。2024年の5月からはベビタピ原宿メンバーに就任しファンの方と交流できる機会も頂けて日々活力をもらっています!!これからも目標に向かって頑張っていくので楽しみにしていてください
のっく(カップルアカウント)
Instagram・https://www.instagram.com/knock._.33cm/
YouTube・https://www.youtube.com/@knock._.33cm
TikTok・https://www.tiktok.com/@knock_33cm?lang=ja-JP
ののち(個人アカウント)
Instagram・https://www.instagram.com/nono._.knock/
TikTok・https://www.tiktok.com/@nonochidayo_0226?lang=ja-JP