一般社団法人 DAC 未来サポート文化事業団(DACグループ)は、2025年10月7日(火)、渋谷区神宮前の原宿AIA高等学院にて、特別授業「DAC セブンサミッツ冒険教室」を開催しました。世界最高峰エベレスト(8,849m)やアフリカ大陸最高峰キリマンジャロ(5,895m)に登頂した同グループの社員たちが講師となり、高校生に「挑戦する心」や「仲間の大切さ」を伝えました。

この「冒険教室」は、広告会社・DACグループが創立50周年記念事業として実施した「セブンサミッツプロジェクト」(社員28名がリレー形式で世界7大陸の最高峰に挑戦)の経験を、次世代を担う子どもたちに伝える出前授業です。今回の会場である原宿AIA高等学院は“全員留学”を目標に掲げ、ユニークなプロジェクト学習を実践するオルタナティブスクールです。
当日は、実際にエベレストに登頂した伊藤孝浩氏と、キリマンジャロに登頂した向井裕美子氏が登壇。生徒たちとのアットホームな雰囲気で授業がスタートしました。

授業では、登山時の過酷な状況や、登頂の感動的な瞬間の映像紹介に加え、山でのリアルな生活についても語られました。「雪を集めて溶かして水を作る」「標高5,000メートルで日本食が提供された」といった話に、生徒たちは興味津々の様子でした。
一番の盛り上がりは、実際に使用した登山道具の体験会です。生徒たちは、マイナス数十度にも耐える防寒着を試着。「暑い!」「宇宙服みたい」とテンションが上がり、その重さや機能性に驚いていました。

また、命綱(ロープ)や雪山用ブーツなど、命を守るためのギアに触れながら、「どこの筋肉を使いますか?」「登山道具を揃えるといくらかかりますか?」といった現実的な質問も飛び交い、生徒たちにとって「冒険」がより身近なものとなったようでした。

講師の伊藤氏は「登山未経験だったが、エベレストに登りたい一心で入社し、夢を叶えた」と語り、向井氏は「アフリカが好き、という動機から挑戦した」と、それぞれの体験を通じて「一歩踏み出す勇気」の重要性を伝えました。
【授業の概要】
■ 授業名: DAC セブンサミッツ冒険教室
■ 日時: 2025年10月7日(火) 14:00〜15:30
■ 場所: 原宿AIA高等学院(渋谷区神宮前六丁目18番12号 E-Harajuku 4階)
■ 主催: 一般社団法人 DAC 未来サポート文化事業団
■ 内容: 世界7大陸最高峰「セブンサミッツ」に登頂したDACグループ社員たちによる出前授業。 ・「セブンサミッツプロジェクト」の映像紹介 ・エベレスト、キリマンジャロ登頂時の体験講話 ・防寒着、雪山用ブーツ、登山用ギアなど、実際の登山道具の使用体験 ・質疑応答
【当日の講師】
■ 向井 裕美子(むかい ゆみこ) 株式会社デイリー・インフォメーション 経理部長。 「アフリカが好き」という動機で「DAC セブンサミッツプロジェクト」に志願し、同プロジェクト第一弾のアフリカ大陸最高峰キリマンジャロ(5,895m)に登頂。
■ 伊藤 孝浩(いとう たかひろ) 株式会社デイリースポーツ案内広告社 コピーライター。 学生時代に同プロジェクトを知り、登山未経験ながら「エベレストに登りたい」とDACグループに入社。2年以上に及ぶトレーニングを経て2018年、世界最高峰のエベレスト(8,849m)に登頂。












