新しいハラオモのリーダーズ

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今回の編集会議では、新たに原宿表参道新聞(通称、はらおも新聞)の編集長になった砂川颯一郎(写真左)と、副編集長の鈴花(写真右)に新人ライターである黒沢琉太と、大橋遥琉が公開インタビュー! 二人に原宿表参道新聞のこれからと意気込みについて、編集会議に来た皆さんの前で赤裸々に語ってもらいました!!

ふたりの素顔に迫る

ーーまず、お2人の小さい頃はどんな子供だったかを教えていただけますか

鈴花(以下、リリカ):私はですね、家の近所ではバッタを捕まえてました。私は渋谷生まれ渋谷育ちなので、原宿表参道の方に来る理由っていうのは1つで。なんといってもスクイーズ。小学生の時はそれを買いに行ってました。

砂川  颯一郎(以下、そうそう):小さい時ですか。レゴがすごく好きな子どもでした。あと、世田谷なんですけど、はらっぱプレーパークっていう、工作とかノコギリを使って工作できる場所が家の近くにあったのでそこで工作をしていました。

リリカ:私、レゴやると頭にいいって聞いたことがあります。私もレゴフレンズをずっとやってたんで、そうそうとのシンパシーを感じますね。

ーーそうそうに聞きたいんですが、編集長って何をするお仕事なんですか?

そうそう:編集長は、今日みたいにライターの皆さんの記事の管理をしたり、初稿があがってきた記事にコメント入れたりしています。あと、僕に関しては、皆さん読んでいただいたかどうかわからないんですけど、紙で渋谷新聞を発行してます。その制作とかをやったりしています。

ーー噂によるとリリカさんは編集長の座を狙っていらっしゃるそうなんですけど、その思いを聞かせていただきたいです

リリカ:私はですね、原宿表参道っていう地域で毎月ストリートスナップを行ってまして。なんというか、このメディアに注目を集めるきっかけともなる記事を書かせていただいているという点で、「まあ、いいんじゃないかなー。編集長って、名乗りたいなー」みたいな軽い思いでずっと言っています。彼(そうそう)は今すごい頑張ってらっしゃるんで、ものすごく応援してるんですけど。オランダに行ってからどうなるのかは気になるところですね。

ーーなんでオランダ留学が決まってるのに編集長に立候補したんですか?

そうそう:なんだろう、権力が欲しかったから? でも引き際は心得ています。次期編集長に関しては、公平公正に選挙をおこないたいと思います。

ふたりの新聞との逢着

ーー新聞に関わるようになったきっかけを教えてください。

そうそう:渋谷新聞に入るきっかけは、そこにいるピンク髪の女の子(原宿表参道新聞前副編集長 奥永雨実)が誘ってくれたことです。僕もライターがすごいやりたくて、大輔さんに渋谷新聞1周年パーティーの時に「三茶新聞やりたーい」とか言ってました。大輔さんがうまいこと「じゃあ渋谷新聞から始めてみたら?」って言ってくれたのがきっかけです。

リリカ:私はピンク髪の隣にいる方のあみんちゅ(渋谷新聞副編集長 秋山愛美)に誘ってもらいました。最初はクランクカフェで働いてたんですけど、面接の時点でアワーズっていう、インターンの団体の方を教えてもらって。元々私もライターに興味があったので、大輔さんに「新聞もあるけど」って言われたので「やりたいでーす」って言って入りました。

ーーそこからずっと続けて、原宿表参道新聞は1周年ということですが、何をモチベーションにして今まで続けてきたのかを聞かせてほしいです。

リリカ:モチベーションかはわかんないけど、ストリートスナップは、私にとっては本当に出会いのきっかけでもあります。街中歩いてて素敵だなって思う人がいても、実際話しかけることって結構できなくて。けど、このストリートスナップをやってるからこそ、話しかけるきっかけにもなるし、ある意味利用している部分もあったりします。モチベーションっていうか、 楽しくてやってるっていう部分はすごく大きいです。

そうそう:僕は取材したい人に取材に行けるのがすごい一番のモチベーションです。原宿表参道新聞だけじゃないんですけど、本当に毎日がスキルアップだなって感じることが最近多くあるのでそれが一つのモチベーションかな。

お互いの強み

ーーそうそうのいいところや、強みはなんだと思いますか?

リリカ:颯一郎くんは正直なところが素敵だと思います。彼自身、自負してるようなんですけど、素直で。いい言い方をしたらすごく素直で。別の言い方をしたら、 正直で真っ直ぐな意見を貫いてくれて、助かることもあればぶつかることもあって。山あり谷ありっていうのはそういうことですね。

ーー逆にリリカのは?

そうそう:良いところは、こだわりがすごい強いところ。こだわりの強さって多分大事。写真撮る時とかも、自分が納得いくまで撮り続けるんですよ。

リリカ:次の質問にいってください!!

原宿表参道新聞の持ち味

ーーでは、今度は原宿表参道新聞の強みや、渋谷新聞との違いなどを教えてほしいです。 原宿表参道新聞はどういうメディアなんでしょうか?

そうそう:原宿という土地柄、ファッションとかに関わる投稿が多いです。リリカちゃんがやってくれてるストリートスナップもそうですし、今までに早川さん(早川千秋さん)とか、ビームスさん(ビームス 桑原優季さん)とかの取材をしてきたので、服とか興味ある方にはすごいいいメディアなのかなと思います。あとアート系の記事も目立ちますね。鏡晋吾さんが取材した、シャーペンでアートを描く鈴木桃子さんの記事(鈴木桃子さん)もその一つです。

ーーおすすめの記事があればお伺いしたいです。今まで取材してきて印象に残ってる記事だったり、これは原宿表参道新聞の魅力だから読んでほしいっていう記事があれば教えていただきたいです。

そうそう:白鳥実藍(原宿表参道新聞 前編集長)が書いた記事です。あいたむさんの記事はすごい印象に残ってるな。というのも、原宿表参道新聞がきっかけであいたむさんのことを知って、実藍と一緒に髪を切りに行ったりしています。
そうそうのオススメの記事はこちら→SNSと美容師という職業を通してセクシャルマイノリティー当事者の日常を発信 あいたむさん

リリカ:私は颯一郎が書いたセントラルアパートの髙平さんの記事です。私はこれ、入ってから割とすぐ、最初の方に読んだ記事で、何回読んでもオシャレだなと思って結構好きです。これはここだけの話、渋谷新聞読んでると、いかにも「文章」みたいな。オリジナリティーはそんなになくて、綺麗な文章を皆さん結構書いていて。それも素晴らしいことだけど、この記事は颯一郎の人柄も出てるし、この髙平さんの人柄、こういう人なんだろうなという喋り口調だったりが、文字からすごい想起されやすいから、読んでてすごい楽しくて、結構好きです。
リリカのオススメの記事はこちら→Meet Me in “セントラルアパート” 髙平哲郎さん

ーーじゃあそこも結構渋谷新聞との違いに繋がってくる感じですかね?

リリカ:たしかに〜

ーー今後、私たちもライターとして活動していく上で、結構がっつりとした文章よりかは、そういった自分らしさとかバンバン詰め込んでも大丈夫ですか?

リリカ:うん、全然それは、むしろどんどん出してほしいです。

ーー今この記事は原宿で活動する大人やその同年代のこれから課外活動してみたいなっていう学生に向けて書こうと思ってて。これからどの層に原宿表参道新聞をこう伝えたいとかありますか。

そうそう:僕は渋谷新聞でも去年の夏ぐらいにちょっと案が出てた、最近増えているインバウンドの方とか、そういうところに伝えていきたいですね。英語で文章書いたり、翻訳したりとか。あとは原宿に住んでる人もそうですけど、やっぱり来外者もすごい多い場所なので、初めてくる子たちだったりとかに向けた記事とかも増やしたいです。

リリカ:私はあえて多世代に見てほしいです。以前、ストリートスナップを撮りに行った時に、82歳のおばあちゃんにお会いして。その方は原宿にずっと住んでいるみたいで、若者がこういうメディアをやってることを面白がってくれたりしたので。あえてターゲットを絞り込まずに、いろんな世代が原宿表参道新聞を通して、こういう人がいる町なんだなって知ってもらえるきっかけになって、世代を超えた繋がりみたいなのができていったら素敵だなって思います。

原宿表参道新聞の持ち味

ーーじゃあ、2人の考えるはらおも新聞の魅力とはずばりなんでしょうか

そうそう:魅力は、顔の見える学生がライターとして、記事を制作してるところ。あとはやっぱり地元の子たちが多いじゃないですか。その人たちが発信する記事っていうのはすごい価値があるというか、生の声って感じがしています。

リリカ:本当にそう思います。私自身も地元で小さい時から来てた場所だし、大人になってから上京してきた人とは、やっぱり感じてるものだったり、見てきたものがちょっと変化していたりするから。10年とか20年とかしかまだ生きてないけど、でもその数十年の中で町は大きく変わってて、それを子供のころからずっと体感覚として感じてるものみたいなのがある気がしています。そういうものを取材を通して盛り込んでいけたらオリジナリティ溢れるメディアになるかなって思います。

ーー最後に、今後の展望についてお聞きしたいです。今後、はらおも新聞がたくさん、色んな人に読まれるようになるためにはどうしたらいいと思いますか?

そうそう:今、紙媒体の7月号を制作しているんですけれども、 創刊号、6月号と続いて、実は渋谷新聞の記事のみ掲載してたんですね。そこに今度から原宿表参道新聞を追加して、ストリートスナップだったりとか、もっと雑誌みたいに面白くしていこうと思っています。なのでそれを営業の黒沢くん!店舗さんだったり、企業さん、学校だったりにリーチしてください、お願いします。

リリカ:とにかくいっぱいいろんなところに取材に行きたいです。今まだ原宿表参道新聞って渋谷新聞に比べると、取材した数とか記事の数も少ないんです。PV数とかも見るとストリートスナップが上位を占めちゃうくらい記事数がそもそも少ないので、少しでも気になる人とかお店があったら、どんどん積極的に取材していきたいです。あとは、それこそ中学生のメンバーとかは、原宿に詳しかったり‥.? わからないけど(笑)。この街を好きな学生は、たくさんトレンドだったり情報を持ってると思うので。そういう学生ならではの感性を生かした部分を伸ばしていきたいです。

インタビューを終えて

原宿という街が個性に溢れているように、原宿表参道新聞もそれに連動して個性の溢れるメディアになっていく予感がします。これからのはらおも新聞にもご注目ください!!

最後に
「颯々と鳴らし続けるこの鈴で、私が創る『はらおも新聞』」

◾️砂川颯一郎

原宿表参道新聞 編集長。2005年生まれ。趣味は映画や演芸などアートの鑑賞。ボクがまだ知らない原宿表参道を発見するのが楽しみです!

◾️鈴花

原宿表参道新聞 副編集長。副編集長。2004年生まれ。渋谷生まれ渋谷育ち。「鈴花」と書いてリリカと読みます。 写真を撮ることが好き。大学で心理学を学んでいる。

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